卵は完全食品と呼ばれるほど栄養価が高く、私も欠かさず食べています。
 
卵は食品として優れているだけでなく、なんと洗顔にも使えるそうです。
 
卵白には洗顔に適した成分が含まれているため、美肌効果が期待できるのです。


 
健康雑誌わかさ2015年10月号100~103ページから、卵白洗顔について紹介します。

美容に適した成分と阿部圭子医師の使い方・感想

卵白には以下の成分が含まれており、いずれも洗顔・美容に適しています。
■オボアルブミン
乳化作用を持つ、天然の界面活性剤とも言える成分。皮脂汚れや毛穴汚れを洗浄するだけでなく、保湿作用もある。
 
■アスパラギン酸とグルタミン酸
古い角質を取り除く。
 
■リゾチーム
抗菌作用や抗ウイルス作用があり、肌の炎症を抑え、ニキビの予防や改善に役立つ。
 

 
「わかさ」の記事には、青山研美会クリニックの阿部圭子院長の体験談も紹介されていました。
 
阿部医師は、卵白を泡立てて肌に塗り、5分後に洗い流す方法で洗顔していて、
 
・皮脂汚れや角質がスッキリ落ちて肌がツルツルになる
・毛穴も締まる

 
という実感を得ています。
 
卵白洗顔実践者の感想をもう一つ紹介します。

サッポー美肌塾
「スキンケアの視点・基礎」カテゴリに「肌が育つケアの視点」「角質ケア」「洗顔」の解説記事があります。参考になりますよ!

白河未來さんの使い方 55歳で肌年齢は20代!

美肌研究家の白河未來さんは、洗顔フォームや美白パック、保湿クリームも使いません。行っているのは唯一、卵白洗顔だけです。
 
にもかかわらず、メイクではファンデーションを使わず、口紅などのポイントメイクだけ。
 
白河さん(2015年9月9日で55歳)の美肌ぶりはこちらで確認してください。
白河未來オフィシャルブログ
ameblo.jp/shirakawamirai/
 
なかなか奇跡の55歳ではないですか?
 
白河さんの卵白洗顔法はこんな感じです。

・手のひらにとった卵白を頬にひたす
 
・卵白を顔全体にぬり広げ、軽くマッサージ開始
 
・20秒ほど続けると、指がフッと軽くなる(肌の脂汚れが乳化した合図)
 
・水かぬるま湯で洗い流し、ペーパータオルで軽く押さえて水けをとる
 
・新鮮な卵1個分の卵白を、朝晩二回で使い切る
 
・卵白は密閉容器やハチミツのボトルに入れて、そこから1回分ずつ使うと便利
 

 
手順としてはそれほど難しくありませんが、卵アレルギーの人は、もちろんできません。
 
40代から現在まで卵白洗顔を続けている白河さんの肌年齢は、三年前の検査で「シミ」「シワ」「毛穴」「キメ」の四要素全てで「20代」と判定されています。
 
美容に敏感な方なら、なかなか気になる卵白洗顔ですが、ネットの情報を見ると「においが気になる」や「手間がかかる」といった理由から、結局続かなかった、という体験談もあります。
 
ただ、そうした体験談でも肌に良い実感は得られているようなので、参考にしてみてください。
 
特に乾燥肌の人には良さそうです。
 
少々もったいない感のある卵白洗願ですが、市販の洗顔料が合わない(白河さんはこのケース)方は試してみてはいかがでしょうか。

サッポー美肌塾
「様々な肌の悩み」カテゴリに「シミ」「くま・くすみ」「ニキビ」「しわ・たるみ」「毛穴」「脂性」「敏感肌・アトピー・アレルギー」の解説記事があります。参考になりますよ!