友利新医師が、著書「美人科へようこそ」で整形手術に対する考えを紹介されています。
友利医師としては「焦って手術する必要はない」というお考えのようです。
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美人科へようこそ!女医が教える本当の美容法
※サンプルを読む・Kindle版あります
同書の92~94ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
友利新医師 焦って整形手術する必要なし「5年待って」
友利医師は「整形は5年待ってから」として、整形手術には慎重になるべきという考えです。
というのも、このような理由があります。
外見へのコンプレックスを抱えながら生きていくくらいなら、整形手術という手段もあります。
ただ、知っておいてほしいのは、1年後、5年後、10年後と、肉体は常に変化していくということです。
例えば、10代の女性なら、今は腫れぼったい一重まぶたでも、数年後にはまぶたの上の肉が落ちてスッキリした目もとになっていた、なんていうことがよくあります。
アゴだって、歯の噛み合わせで少しずつ形を変えていく。
今の見た目だけで判断をしないでほしいのです。
現在の外見で判断しても、数年後にはその外見自体が変わっている可能性があるわけです。
また、施術の内容によっては今後ずっと手がかかる場合もあります。
一度メスを入れると、身体の変化に合わせて、一生メンテナンスを続けていかなければなりません。
例えば、豊胸手術で入れるシリコンは劣化するので、10年ごとに取り替える必要があります。もちろん手術代はそのたびにかかります。
でも、そういうリスクを承知のうえで「それでも胸を大きくしたい」というのであれば、それはそれでかまわないと思います。
変わる可能性があるのは外見だけではありません。
今の願望自体が変化することも 手術以前にできる手段もある
「自分のココをこうしたい」という価値観や願望自体も変化する可能性があります。
今の「~したい」という願望も、もしかしたら2年後、3年後には変わるかもしれません。
今は幅広の二重にしたいけれど、もしかしたら3年後は「別にそんなに二重に固執しなくても良い」と思う自分がいるかもしれません。
流行の顔も変わるし、好きな彼が替わればなりたい顔も変わるかもしれないのです。
タトゥも同じです。消したくなって皮膚科のクリニックを訪れる方が大勢いるのですが、タトゥの跡は完全に消えないこともあります。消す時は入れる以上にお金も時間もかかります。
今の自分の「入れたい!」という気持ちがいつまで続くのか、冷静に考えてからでも良いのかな?と思います。
振り返ってみて「何であんなことやりたいと思ってたんだろ?」と後悔するかもしれない、というわけです。
手術する前にできることもたくさんあります。
目や顔の印象なんて、メイクや髪型でいくらでも変えられます。
今はコスメもとても進化しているし、髪型だって思い通り。こんな恵まれた時代に生きているのだから、焦って整形手術を受けることはありません。
整形手術は”最後の手段”だと思って、熟考のうえ決断してください。
当サイトでも、安易な整形には反対です。
容姿のコンプレックスから来るストレスは本人にしかわかりませんが、それでも整形手術には慎重になるべきです。
手術を考えている方は、友利医師の主張もよく考慮して下さい。