ヨガインストラクターの中島史恵さんが、著書「最強逆トレ」で体の悪いクセ・ゆがみなどについて解説されています。

猫背やたるみを生む普段の習慣をまとめてあります。
 

 
同書の59~61ページから、一部を抜粋して紹介します。
 
この本には、それぞれの対策になるエクササイズのやり方も解説されています。参考になりますよ!
 

たった3週間で下がらない体をつくる最強逆トレ
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体の動きの左右差が大きいかも?ネックレスやスカートが回る

ネックレスが回る
気づいたらネックレスが前うしろ反対になっていたという人も多いはず。
 
同じ方向へ体を回旋させるクセが原因と考えられます。左右均等な動きを意識しましょう。
 
スカートが回る
サイズが合っているにもかかわらず、スカートが回ってしまうのは、振り返るなどの動作が左右どちらかにかたよりすぎている可能性があります。
 
左右差の大きいクセに気づきましょう。
 

猫背・巻き肩になっているかも?腕組みやバッグ

よく腕組みをしている
腕を前に組むことで肩が内側に入りやすく、猫背になりがち。背筋も含め、バストまわりを開いていくことが大切です。
 
バッグを同じ側の肩(もしくは腕)にかける
人は常に上がっている片側にバッグをかける(または腕に持つ)傾向があります。体はバランスをとるため、肩が上がっているほうの骨盤は下がり、体が傾いてしまいます。
 
肩コリや腰痛だけでなく、巻き肩の原因にも。準備運動できちんと首まわりをストレッチし、バストを開いていくことが大切です。
 

背中とお腹がたるんでいるかも?靴裏の減り方・脚組み・横座り

靴裏が、かかとから中央にかけて極端に減る
足裏を引きずるような歩き方がクセに。腹筋や背筋の衰えの影響で、脚が十分に持ち上げられていないかもしれません。
 
お腹まわり、背中のたるみにもつながりますので、腹斜筋や広背筋を意識して使いましょう。
 
無意識に脚を組んでいる
座位を保つための腹筋群、背筋群をバランスよく使わずに座っているため、体幹の筋肉が弱っています。
 
お腹と背中をきちんとエクササイズしましょう。
 

 
横座りをしがち
骨盤が左右どちらかに傾くようになり、鼠径部が圧迫されて血流が悪くなるうえ、背骨も曲がりやすくなります。
 
横座りをせず、正座を心がけましょう。

お尻と太ももが垂れているかも?靴裏の減り方・立つ際の重心

靴裏の外側かかとが極端に減る
がに股、O脚の傾向にあり、外側に重心がかかっています。外側に重心がかかると、外側に張り出したような太ももになり、お尻の筋肉を使われにくくなるため垂れ気味に。
 
きちんと内側の太ももの筋肉を鍛えると引き締まってきます。
 
立っているとき、どちらかの脚に重心をかけていることが多い
外重心になっているため、太ももががっちりしやすくなります。
 
重心がかかっていないほうに骨盤や肩が傾き、バランスをとるために首は重心がかかっているほうに傾きます。
 
内重心にするべく、内転筋を鍛えていきましょう。
 

顔のゆがみ、たるみがあるかも?寝方や髪の分け目

いつも同じ方向に横向きで寝ている
何時間も同じ体勢で横向きに寝ていると、体重がかかっている側が圧迫され、骨盤かや顔がゆがむ原因になります。
 
顔は、パーツに左右差が出てきたり、輪郭が大きくなりやすくなります。また、肩が内側に入り込み、巻き肩の原因に。
 
まずは意識がある間だけでも、反対側を向いて寝る習慣を持ちましょう。
 

 
髪の分け目がいつも同じ
髪を左右どちらかに多く分けていると、自然とそちら側に首を傾けてかき上げたり、垂れている側を下にして頬杖をついてしまうものです。そうすることで、首がかしいで体全体のバランスが崩れる原因に。
 
髪の分け目をときどき変えたり、首まわりをきちんとストレッチし、固まりがちな筋肉をほぐしていきましょう。