「朝食を食べるか食べないか」は、健康問題で最も議論が別れているトピックではないでしょうか。
 
どちらの意見も一理あり、納得する部分があるのですが、当サイトは基本的に「食べたほうが良い」という立場をとっています。
 


ハリウッドで活躍したキャメロン・ディアスさんも、朝食は欠かさないようにしているそうです。


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ディアスさんがどれほど朝食を重視しているかを、自身の本「ザ・ボディブック」で体験談と共に解説されています。
 
「ザ・ボディボック」265~267ページから抜粋して紹介します。




食べるまでメイクなし!なぜ重要か

「朝食は大事」なのですが、ディアスさんは仕事柄朝食を作れないこともあります。

この10年間、私は同じメイクアップ・アーティストに担当してもらっています。彼女の名前はロビン。
 
私の素顔を至近距離で見てきた彼女は、私の肌の状態をとてもよく把握しています。
 
ロビンと私は早朝から仕事をしなければならないことがよくあります。朝の5時半にセットに呼ばれた場合、私は4時には起きて、シャワーを浴び、4時半にはセットに到着します。
 
とても朝食をつくる余裕などありません。

だからといって朝食を食べないと、ロビンさんは即座に見抜いてしまいます。

でも朝食を抜いたときは、すぐ彼女に気づかれてしまいます。私をちらっと見るなり、「ごはん、まだでしょう」と指摘するのです。
 
「大丈夫、持ってきてくれるように頼んだから」と私が答えると、彼女は、「じゃあ届くのを待って、少し食べてからにしましょう」と提案してくれます。

ロビンさんはなぜこれほど朝食を重視するのでしょうか?
 
朝食をとることでディアスさんの美容の調子が変わるからです。
 
和食

彼女は、私が食事をとるまでメイクをしてくれません。なぜなら、2、3口食べただけで、私のは肌は変化するからです。食事のあとは、メイクが映える肌になっているのです。
 
ロビンは食後の私をライトの下でチェックし、準備完了と宣言します。

ディアスさん自身も朝食の重要性を理解しています。

朝食は一日で最も大事な食事です。私たちが眠っているあいだ、体は休息、修復、充電モードにあります。
 
目覚めて元気に活動したいなら、体に栄養とエネルギーを与えなくてはなりません。そうすることで、体は自在に動いてくれます。朝食をとることで、夜のあいだの断食を終わらせるのです。

これは当サイトが「朝食は必要」と考える根拠でもあります。
 
単純に「朝起きた時は栄養不足なので、朝食で補給しましょう」という話ですね。
 
ディアスさんは朝食が必要な理由としてこの三つを上げています。

  • 一日の活動に必要な栄養を摂取できる
  • 健康的な体重を維持できる(朝食を抜く人はほかの食事をとりすぎる傾向がある)
  • 健康的な食生活のリズムができる

「朝からメイクのノリがいまいち」という方は、朝食のあり方も考えてみてはいかがでしょうか。