美容・健康の話題としてはやや地味な感がありますが、体の歪みは様々な不調の原因になりえます。

歪みは日頃の習慣が積み重なって発生するので、ほとんど意識しないまま症状が進みがちです。


そのNG習慣として、「倉庫の上の聖体院グリーンステアーズ」を開業している久保準哉さんは、次の3つを挙げています。

1 バッグをいつも同じ肩にかける
2 すぐに脚を組む
3 下着やパンツをはき始める脚がいつも同じ
 

 
久保さんによるとこれらは「おばさん体型になってしまうNG習慣」であり、骨盤のゆがみを招き、ぽっこりお腹などの原因になってしまうそうです。
 
「左右のバランスをとる」意識を日ごろから持つ必要があります。
 
ショルダーバッグをいつも同じ側の肩にかけていると、ゆがみにつながります。
 
意識的に左右バランスよくかけるようにしましょう。
 
また、ショルダーバッグを体の前でかけると、自然と猫背気味になります。バッグは腕より後ろ側に持つのがベストです。
 

 
イスに座った時に無意識にやってしまう脚を組む動作も、骨盤に悪影響があります。
 
脚を組むと、骨盤の左右で差が出てしまいます。
 
いったんズレが定着してしまうと、自分で治すのは極めて難しく、整体院などて骨盤を元に戻さなくてはいけません。骨盤を元に戻したうえで、脚を組むクセをやめましょう。
 
下着やズボンを同じ脚からはき始めると、いつも同じ方向に重心をかけていることになります。
 
筋肉の使い方が偏ってしまうので、これまた骨盤のゆがみを招いてしまいます。
 
これは普段の生活でも注意しなくてはいけません。
 

 
電車やバスの中で立っている時、どちらかの足に無意識に重心をかけていないでしょうか?
 
右利きの人は左足に、左利きの人は右足と、利き手とは反対の足に重心がかかりやすい傾向があります。
 
「おばさん体型」を防ぐためにもの、日常生活で何気なく行っている動作を一度見直してみてはいかがでしょうか。
 
雑誌週刊女性 2014年4/29号49ページを参考にしました。