美容師の砂原由弥さんが、著書「なりたい自分は髪でつくる」で髪型が自分に似合っているかどうか確かめる方法を解説されています。
誰でもできる、簡単な方法です。
同書の36~37ページから、一部を抜粋して紹介します。
なりたい自分は髪でつくる
※サンプルを読む・Kindle版あります
髪型は「自分の表現手段」似合っているかは白いTシャツを着て
まず砂原さんは、髪型を「自分を表現する大事な手段のひとつ」としています。
なんとなく世の中に寄り添っていたい、流行を追っていたい、男性ウケを狙いたいという理由で無難な髪型を選ぶのは、非常にもったいないことだと私は考えます。
自分を表現する手段として、あるいは美容の武器として髪型を利用しない手はありません。
髪の毛は洋服を脱いでもメイクを落としても残る、自分の一部なのですから。
良いと思った髪型でも、似合ってるかな?と気になるのは誰でも同じです。
それを確かめる方法として、砂原さんはこのやり方を勧めています。
試しに、白いTシャツを着て鏡の前に立ってみてください。
髪型がその人自身になじんでいたら、白いTシャツ一枚だけでもその人らしさが出ます。
もし似合っていない、違和感があると感じたなら、似合わない理由は何か考えてみてください。
髪型が浮いている、あるいは個性のないエキストラのような外見になっていませんか?
これで”素の自分”がわかります。
そうやって、洋服やメイクといった付け足しの美容をまとった自分ではなく、削ぎ落して残った素の自分と向き合ってください。
もともともっている自分の個性から魅力を引き出すと、古くならない自分の個性が見つかるはず。
そこを原点に、”なりたい自分”に向けて洋服やメイクを付け足していってください。
これは簡単に実践できますね。
残念ながら「似合わないかも?」と感じてしまうかもしれません。
そんな時は「もっとこうすればいいかも」といろいろ考えてみましょう。
それが自分の理想に近づくプロセスになります。