ほうれい線は、年齢を重ねると必ず表れるもので、消すのは無理、というイメージはないでしょうか?
「ねこ背を直せば、顏が若返る(Amazon) 」の著者で歯科医師の宝田恭子さんは、食事のとりかたを工夫すればほうれい線解消に役立つ、としています。
食事中の姿勢と、食べ方に気をつければ、ほうれい線を薄くするのは可能なのだそうです。
その方法を紹介します。
1 いすに座って、お尻をギュッと締め、かかとを10cm上げる
2 食べ物を口に入れたら、いい姿勢をキープしたまま右の奥歯でゆっくり5回かむ
3 いったんかかとを下ろし、お尻をゆるめる
4 再びお尻を締めてかかとを上げ、口の中の食べ物を左側に移動させ、左側だけでゆっくり5回かむ
5 かかとを下ろし、お尻をゆるめる
1~5を三回繰り返したら食べ物を飲み込みます。
これで1セットとします。
このそしゃくエクササイズは、三度の食事中に、それぞれ一セットずつ行えばOKです。
これを行う際には、うつむいてはダメです。頭は後ろに引くように上げます。
うつむくと顔の筋肉が下がり、頬がたるんでしまいます。
現代生活では掃除や洗濯など、下を向いて作業することが多いもの。
さらに、三度の食事をうつむいて食べていたら、ほうれい線は深くなるばかりなのです。
まずは背中が丸くならないように気をつけて食事をしましょう。
そして、よくかむよう心がければ、表情筋も鍛えられて、たるみやほうれい線の防止に役立ちます。