ある調査によると、女性がもっとも気になるシワはほうれい線なのだそうです。
 
イラストを描く場合でも、ほうれい線を加えれば、人物の顔を一気に老けさせることができます。
 
いわば、老化の象徴のようなシワがほうれい線なのです。女性が嫌がるのも理解できます。
 
気になるほうれい線対策をまとめます。

ほうれい線を消すのに効果的なツボ四つ紹介

ほうれい線ができる第一の原因は、頬の筋肉のたるみです。
 
人間の皮膚は全般に年齢とともに「下がる」傾向にあり、頬の筋肉が下がると鼻から口の横にかけてたるみジワ、つまりほうれい線が発生するのです。
 
ちなみに東洋医学では、胃の働きの低下もほうれい線の原因と考えるそうです。
 
一度できたら消えないイメージのあるほうれい線ですが、消すための対策は可能です。
 
鍼灸師で医学博士の劉勇氏によると、ほうれい線対策にはツボの刺激も有効なのだそうです。
 
医師
 
ほうれい線対策に効果的なツボは以下の四つです。
 
押し方と共に紹介します。
 
1 顴りょう(けんりょう) 
頬の筋肉を支えるツボです。
 
左右の目尻の下の頬骨の下縁、へこんだ部分にあります。筋肉を上に引き上げるイメージで、左右5秒ずつ、斜め上に押しましょう。
 
 
2 迎香(げいこう)
鼻の真横、左右それぞれに0.5cmほどのところにあります。
 
口の周りの筋肉を支えるツボで、まさにほうれい線ができる場所にあります。これも左右5秒ずつ、斜め上に押します。
 
 
3 地倉(ちそう)
口角の端から指1本分、約1cm外側にあります。
 
口輪筋を支えるツボで、口元のほうれい線の改善に効果的です。このツボは肌に対して垂直に押します。左右5秒ずつ。
 
 
4 承漿(しょうしょう)
下唇の真ん中から1.5cm下、あごの真ん中にあります。
 
顔全体の筋肉を支えるツボで、筋肉が陥没しているのでツボ押しが効きます。ここは斜め上に、10秒押します。
 
 
押す際は、1から順番に押しましょう。指で押してもよいのですが、劉氏は綿棒で押すよう勧めています。
 
ツボは面積が小さいので、指で押すよりも綿棒のほうがピンポイントで刺激できます。
 
押す強さは、よく言われる「イタ気持ちいい」程度を目安にします。
 
一通りツボ押しが終わったら、仕上げにホットタオルで顔を温めましょう。洗面器に40度のお湯をはり、それにタオルを浸します。
 
タオルが温まったら軽く絞り、ほうれい線や口を覆うようにタオルをのせます。
 
左右の指をタオルの上からほうれい線の外側に置き、後方に引っ張ってほうれい線をのばすように動かします。これで血流が促進され、ツボ押し効果がアップするのです。
 
鏡を見る女性
 
最後に、ツボ押しの際のポイントをまとめます。
 
◆ツボ押しするなら朝のメイク前か夜の寝る前がおすすめ 
 
ノーメイクの状態だと皮膚が呼吸しやすく、体がリラックスしやすいので、ツボ押し効果がアップします。
 
 
◆食後すぐは避ける 
 
食後1時間ほどは、消化のため血液が胃に集中します。その時にツボ押しすると顔の血行が良くなって胃の血液が分散してしまい、消化が悪くなるのです。
 
 
◆食事の際はよく噛む習慣をつける 
 
食べ物をあまり噛まず、胃に流し込むように食べてしまう人は、ツボ押しの効果が上がりにくいとされています。
 
同時に、噛む動作が少ないと口の筋肉もあまり使われません。口周辺の筋肉を意識して使うとほうれい線の解消にもつながります。
 
(このコンテンツは週刊女性セブン 2015年 4/16 号74~75ページを参考にしました)

まぶたのたるみ・ほうれい線を消す ムンクの叫び シルクさん

シルクのDVDべっぴん塾」などの美容コンテンツを販売し、「吉本の美容番長」と呼ばれるシルクさんは、独自の美容法で女性から絶大な支持を集めています。
 
「うわさ年齢50歳(2012年現在)」ですが、本人いわく「30代の頃より、今のほうが若々しい」そうです。
 
シルクさんはまぶたのたるみとほうれい線を同時に予防・改善する方法として、「ムンクの叫び」をやっています。
 
どういう動作かというと・・・

・頬の高い位置に人差し指を当て、唇をOの形にする
 
・その状態で思いっきり鼻の下を伸ばし、視線を上に向ける
 
・そのまままばたき15回を2セット行う

 
これだけの動作なら、ちょっとした空き時間にできそうです。(誰かに見られるのはキビしそうですが)
 
シルクさんはたるみやシワを予防するために、抗酸化作用のある果物や野菜を積極的に食べています。
 
旬の食べ物のほか、ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜を特に意識して摂っています。
 
ブロッコリー
 
また屋外に出るときは紫外線対策を万全にし、紫外線を浴びてしまったらビタミンCのサプリメントを摂っているそうです。
 
この記事は雑誌「からだにいいこと」2012年9月号60ページを参考にしました。

ほうれい線を薄くする食事のとり方 足首・お尻・噛み方

ほうれい線は、年齢を重ねると必ず表れるもので、消すのは無理、というイメージはないでしょうか?
 
ねこ背を直せば、顏が若返る 」の著者で歯科医師の宝田恭子さんは、食事のとりかたを工夫すればほうれい線解消に役立つ、としています。
 
食事中の姿勢と、食べ方に気をつければ、ほうれい線を薄くするのは可能なのだそうです。
 
その方法を紹介します。

1 いすに座って、お尻をギュッと締め、かかを10cm上げる
 
2 食べ物を口に入れたら、いい姿勢をキープしたまま右の奥歯でゆっくり5回かむ 
 
3 いったんかかとを下ろし、お尻をゆるめる 
 
4 再びお尻を締めてかかとを上げ、口の中の食べ物を左側に移動させ、左側だけでゆっくり5回かむ
 
5 かかとを下ろし、お尻をゆるめる

 
1~5を三回繰り返したら食べ物を飲み込みます。
これで1セットとします。
 
このそしゃくエクササイズは、三度の食事中に、それぞれ一セットずつ行えばOKです。
 
これを行う際には、うつむいてはダメです。
 
頭は後ろに引くように上げます。
 
うつむくと顔の筋肉が下がり、頬がたるんでしまいます。
 
 
現代生活では掃除や洗濯など、下を向いて作業することが多いもの。
 
さらに、三度の食事をうつむいて食べていたら、ほうれい線は深くなるばかりなのです。
 
まずは背中が丸くならないように気をつけて食事をしましょう。
 
そして、よくかむよう心がければ、表情筋も鍛えられて、たるみやほうれい線の防止に役立ちます。
 
週刊女性セブン 2015年 5/21号 69ページを参考にしました。