化粧品メーカー、ポーラの調査によると、目の周りが暗くなる「くま」があると、実年齢より15歳も老けて見えるそうです。
 
くまは目の周りの毛細血管がうっ血しているか、あるいはメラニン色素が沈着することで発生します。


 
メラニン色素の量は年齢とともに増えるので、くまもできやすくなります。
 
このコンテンツではくまを防ぐ方法などをまとめています。

目のくま対策 マッサージと血流促進

くまを改善する方法として、顔の静脈マッサージがあります。
 
といってもこするのは厳禁で、鼻の横を流れる顔面静脈のライン上を指で押すだけで効果があります。
 
また全身の血流を良くするために、運動の習慣をつけるのもくまの改善に有効です。
 
女性は心臓の拍出力が弱いため、酸素の少ない血液がたまりやすいのです。
 

 
血流が阻害されると、くまは悪化してしまいます。
 
その原因として最初に挙げられるのが喫煙です。タバコは血流を悪化させるので、目のくまのみならず健康・美容の大敵です。
 
タバコを吸ってる人って肌がくすんだ感じになり、目の周りの小じわが多くないですか?
 
いわゆる「タバコ顔」の特徴が表れてくるのです。

秀香さんの目元美容法 むくみ・くま対策 冷やす?温める?

モデルの秀香さんの著書「スーパーモデルの綺麗術」を読みました。
 
この本のメインテーマは秀香さんのダイエット法なのですが、美容法なども解説されています。
 

 
目元の美容に関しては、冷やすのか、温めるのか迷いませんか?
 
秀香さんの目元美容法は、次の三つです。

・むくみがひどいとき、とにかく冷やす
・クマができたときは、蒸しタオルで温める
・むくんでクマがあるときは、まず温めて血液の循環をよくし、そのあと肌を冷やして引き締める

 
顔のむくみをとるには、「温冷洗顔」が良いそうです。
 
冷たい水とお湯で交互に肌を刺激する方法で、温度変化により毛細血管の血行を良くするのがポイントです。
 
石鹸洗顔の後、冷たい水で顔を叩くようにパシャパシャ肌を刺激すると効果的なのだとか。
 

 
時間があるときは、入浴がおすすめです。ちょっと熱めにお風呂に入って顔に蒸気を当て、汗腺を開きます。そのあと冷水で毛穴をしめ、お湯と水で交互に肌を刺激するのです。
 
温めると冷やすを繰り返し、血行を良くするのがポイントになります。
 
(このコンテンツは「スーパーモデルの綺麗術」120ページ、162~164ページを参考にしました)