年齢は首に表れるといいます。
 
男女を問わず、首にシワやたるみがあるとどうしても年齢以上に年をとって見られてしまうものです。


 
首およびアゴの美容に役立つ情報をまとめます。

ヨガ式 首の美容のためのマッサージ

「火の呼吸」を提唱している小山一夫氏は首筋をすっきり見せるための「ヨーガ式首若返りマッサージ」を提唱しています。
 
具体的なやり方は次の通りです。

1 両手をこすり合わせて手のひらを温める
 
2 あごの下から鎖骨までの部分を、両手のひらで上から下に向けて、交互になでるようにマッサージする
 
3 手を下に動かす時は息を吐くのがポイント。息を吐きつつ4~5回なで下ろし、1度大きく吸う そして再び息を吐きながらなで下ろす これを6回くりかえす

 
首には甲状腺があります。
首のマッサージで甲状腺を刺激すると、ホルモンの分泌や全身の細胞代謝を促進できます。
 
心身をリラックスした状態で行い、3週間ほど続けてみましょう。
 
ただし次のような注意点もあります。
 
・食前に行う
・健康状態が良いときに行い、体調を崩しているときは行わない
・女性で生理中、妊娠中、出産後半年以内であれば行わない

 
これらをおさえたうえでマッサージを実践してください。

二重あごを解消するためのマッサージ

武富ゆうすけさんの「二重あごを解消するためのマッサージ」を紹介します。
 
やり方は以下のとおりです。
マッサージを行う上での注意点も挙げているので参照してください。

舌や下あごを出すときに使う舌根上筋と、あご下のリンパ節にアプローチします。
 
あごのラインを刺激して、老廃物の詰まりを解消するためのマッサージです。
 
肌の滑りをよくするために、あごのラインに好みのオイルかクリーム(自分の肌に合ったもの)を塗っておきます。
 
人差し指と中指の二本をそろえて伸ばし、両指の腹であごのラインをこするように、先端から耳側に向けて指を滑らせます。 
 
耳の下にある、あごの骨の角まで指を滑らせて終了です。
 
終わったら左右の手を変えて逆側も同様に行います。
 
週刊女性セブン2015年4/16号157ページを参考にしました)

 
ごく簡単な動作なので、いつでも実践できるのではないでしょうか。
 

 
武富さんのマッサージは基本的に誰でもできますが、以下のような場合は控えて下さい。
 
・体調がすぐれない時
・外傷や脳疾患、頭痛がある場合
・押すと痛みを感じる場合
 
・過去に頭部の骨折や手術を経験している場合
・刺激により痛み・赤みが出る場合
・アトピー性皮膚炎の人

 
また、こめかみのくぼみを強く押すのはいけません。
 
頭蓋骨マッサージは、頭部の血液とリンパの流れを促進させるのが目的です。
 
毎日続けることで、老廃物の排出が促されてしわやたるみ、むくみ・くすみが解消されていきます。