キトサンとは、カニ殻から精製された動物性食物繊維です。
キトサンが利用されるようになったのは比較的最近で、日本で本格的な研究がスタートしたのは1980年代からです。
現在では食品・医療・農業・工業など幅広い分野で利用されています。
キトサンの作用や活用法は少しずつ解明されていますが、未知の部分もまだ多いとされています。
キトサンの効果の一つとして注目されているのは心の鎮静効果です。
腸から吸収されたキトサンが腸の神経に働きかけ、脳のセロトニン放出を促すのだそうです。
セロトニンは交感神経と副交感神経の活動の均衡をとる、精神のバランスを保つのに欠かせないホルモンです。
腸の神経と脳のつながりは非常に密接で、腸から吸収されたキトサンは脳へダイレクトに作用しやすいとされています。
結果的に、セロトニンの分泌も促されやすくなるのです。
PR