モデルでプロボクサーの高野人母美(たかの ともみ)さんは「塩マニア」といえそうなほど、塩をいろんな場面で活用しています。
自宅の近所にある塩の専門店に頻繁に通っていて、自宅には20種類以上の塩があります。
一番のお気に入りは、久米島の海洋深層水から作られた「球美の塩(Amazon レビューあり)」。
まろやかな味わいで、どんな食材にも合うそうです。
食べるだけではありません。
お風呂には死海産の良質なバスソルトを200gほど入れて溶かします。そこにゆっくり20分も浸かると、驚くほど汗が出て疲れが取れます。
さらには、体や髪を洗う時も専用の塩を使うと、髪・肌の美容の調子が良くなります。
家事にも塩を活用します。
皿洗いではスポンジに塩をひとつまみ。鍋や皿を磨くと、こびりついた汚れもあっさり落ちます。
フローリングや窓の毎日の雑巾がけでは、塩水を使います。きれいにするだけでなく、お清めの意味もこめています。
実は高野さんが住んでいるマンションのすぐ隣の建物は、以前火災で人が亡くなっている事故物件なのです。
しばらくは玄関の横に盛り塩をしていましたが、管理人さんが廊下を掃除する際、水で流してしまうため、いまの「塩を入れての掃除」になりました。
ボクシングの試合前には、特別な塩を舐めます。
「舐めるお守り」とでも言えそうなこの塩には、
「相手に勝つためではなく、自分の迷いを打ち消し、集中する」
という意味があります。
門前仲町の富岡八幡宮で頂ける塩で、高野さんいわく「一番私に合っている」そうです。
このコンテンツは雑誌週刊新潮 2016年6/9号(Amazon)121ページを参考にしました。