最近は、健康目的での断食は一般的になり、断食のための健康食品も販売されています。
 
女優さん・モデルさんが断食を習慣にしている、という話題もしばしば耳にします。
 
何日か施設に宿泊して、本格的に断食を行う「断食道場」も各地で開催されています。

断食を体験した人の多くは、「体調が良くなった」「美容・ダイエットにも効果があった」など、体に良い影響を口にします。
 
それではやってみようかな、と考えるわけですが、本格的な断食を実践するのはなかなか難しいもの。
 
そんな初心者向けの方法として、みうらクリニックの三浦直樹院長は、手軽で効果のある 週一断食 を提唱されています。
 
やり方を以下に紹介します。
 
(このコンテンツは雑誌「壮快」2017年4月号30~34ページを参考にしています)

週一断食で食べるもの・食事量

週一断食では、名前のとおり、週に一回、24時間の断食を行います。
 
断食前の食事は、和食中心の、なるべく体に優しいものを食べます。
 
ご飯と味噌汁に、おひたしや煮物といった、あっさりした野菜中心のおかずがおすすめです。
 
動物性のものや脂っこい食品は控えましょう。食事は腹八分目にして、アルコールは飲みません。
 
断食前日の夜7時に夕食をとったら、断食当日は朝食と昼食を抜いて、夜7時まで何も食べません。これで24時間断食するわけです。
 
どの時間帯の食事を抜いてもOKですが、朝食と昼食を抜く場合は、前日の夕食は寝る2時間前までに食べ終えましょう。
 
この24時間で摂取して良いのは、ゼロカロリーでカフェインを含まない「水」だけです。
 
水以外であれば、番茶か柿の葉茶がおすすめです。
 
水を飲む女性
 
どうしてもお腹が空いて耐えられないなら、野菜ジュースか甘酒、くず湯を飲みましょう。
 
水分はいつ摂取しても問題ありませんが、飲み過ぎると体を冷やすので良くありません。

断食中に起きうる変化と対処法

断食中は、体に様々な変化が起きることがあります。
 
起きがちな変化と、三浦医師による対処法をまとめます。
 
吐き気・ふらつき・動悸
日頃のストレスがたまっていたり、胃腸が弱っていると、断食中に吐き気やふらつき、動悸が起こりやすくなります。そんな時は、塩を少しなめてみて下さい。
 
また、ふらつき・動悸が激しいなら、普段よりゆっくり動くよう心がけましょう。
 
眠くなる・眠れなくなる
むしょうに眠くなるなら、それは体を休めろ、というサインなので、寝られるだけ寝て下さい。逆に、空腹で眠れない場合、腹式呼吸をしてみましょう。
 
イライラするなら、好きな音楽や映画、本などで気を紛らわして下さい。
 
断食を終えての食事の注意点
断食後の食事(回復食)は、断食前の食事と同じです。
 
アルコールや脂っこいものは避け、野菜中心の、あっさりした和食にします。断食後の1~2日はこうした食事を心がけましょう。
 
「ようやく食べられる!」とばかりに、ここでドカ食いすると胃腸に大きな負担がかかるので、絶対にNGです。
 
  
週一断食は、断食未経験者でも手軽に実践でき、かつ効果を確実に実感できます。
 
糖尿病を煩っている人や妊娠中の女性、あるいは手術後1年以内の人や病気で体重が落ちている人でなければ、実践してみてはいかがでしょうか。