「酸化」が美容と健康の大敵なのはよく知られるようになりました。

酸化をいかに防ぐかは、女性にとって大事なポイントです。
 
小林メディカルクリニックの小林暁子医師が、著書「医者が教える最高の美肌術」で酸化の防ぎ方について解説されています。

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医者が教える最高の美肌術
※サンプルを読む・Kindle版あります


同書の63~67ページから、一部を抜粋して紹介します。




食事による酸化対策は少ない ポイント3つ

酸化を防ぐには、食事で抗酸化力を上げるのがメインの対策になります。

酸化させないためには、どういった食事の仕方がいいのでしょうか。
 
酸化対策食事術のポイントは3つ。糖化と違って、多くありません。
 
酸化を減らすためには「抗酸化食品を食べて、防ぐ」ことが基本になるからです。
 

具体的には以下のようなやり方があります。

抗酸化食品を食べる

抗酸化作用が期待できる食品はたくさんあります。

酸化に対抗するパワーのある抗酸化食品は、黒板の文字を消すかのように、酸化したことすべてをナシにしてくれるわけではありませんが、酸化により傷ついた細胞をケアし、新しい細胞をつくろうとする働きをサポートしてくれます。
 
抗酸化が期待できるのは、ピタミンCやビタミンE、ビタミンAといった抗酸化成分を豊富に含んだ食品。どんなものに含まれているのかを知って、効率的に摂取しましょう。
 

飲み物も選択肢になります。

飲み物をチョイスするときに、抗酸化成分のポリフェノールがたっぷり含まれたコーヒーや赤ワインを選ぶようにするだけでも違います。
 
コーヒーは、新鮮な豆で淹れたコーヒーがベターですが、コンビニのコーヒーでも効果は期待できます。




スポーツやレジャーの前後に抗酸化食品をたっぷりとる

抗酸化食品をとるタイミングもポイントです。

同僚とテニスを楽しんだ、家族で海水浴に行った…。そんな日は、活性酸素が大量発生している可能性がありますので、普段以上に意識的に抗酸化食品をとることが必要です。おすすめは、外出する前日と当日のそれぞれ朝・夜に、抗酸化食品を摂取すること。
 
私もからだを動かすことが好きで、週末はスポーツをすることが多いですが、そんなときは前日の夜から緑黄色野菜をモリモリ食べます。
 
そして、スポーツした日の夜は、柑橘類などでビタミンCをしっかり補給します。
 

スポーツの後はアミノ酸やプロテイン、という方も多いでしょうが、ビタミンCもお忘れなく。




腸内環境を整えて抗酸化能力をアップする

ちょっと意外ですが、腸内環境も抗酸化力に関係しています。

腸の専門家でもある私が、とくにおすすめするのがコレ。実は、腸内環境を整えれば、抗酸化は叶うのです。
 
抗酸化しようと水素水を飲んでいる方がいますが、実は、腸内細菌の状態がよければ、水素はからだのなかで、6Lくらいつくられているものなのです。
 
つまり、人間には、もともと抗酸化能力が備わっているんですね。
 
腸内環境を整えて抗酸化能力を発揮させるためには、食物繊維や発酵食品を意識してしっかりとること、そして便秘しないことが大切です。
 
食物繊維の正しいとり方や、便秘をしない食事術を参考に、日頃から腸内環境を整えましょう。
 

腸内環境は免疫力やメンタルにも関係しています。
 
加えて抗酸化にも関わっているのであれば、軽視はできませんね!




抗酸化成分を含む食品 野菜・果物・飲み物など

抗酸化力が期待できる食品にはこのようなものがあります。
 
緑黄色野菜(ブロッコリー、ブロッコリースプラウト、トマト、にんじん、ほうれん草など)
 
柑橘類(レモン、グレープフルーツ、オレンジなど)
 
ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、いちごなど)
 
ナッツ類(アーモンド、くるみなど)
 
その他にはこのような食品があります。

アボカド にんにく しょうが 玉ねぎ 黒ごま コーヒー(一日1~2杯) お茶全般 赤ワイン(一日1杯) ココア、チョコレート(ともに、カカオ含有率の高いもの) 鮭やエビなどの魚介類 大豆製品(味噌、納豆など)ほか

 




効果UPのポイント2つ 注意点もあり!柑橘類と紫外線

せっかく摂取するなら、効果が上がるとり方を実践したいもの。
 
小林医師は下の2つのポイントを挙げています。
 
1 一度にたくさんとるよりも、適量をこまめにとる
2 同じ食品ばかりではなく、幅広くいろいろな食品を食べる

 
NGな食べ方もあるので、こちらにも留意しましょう。

ここで注意点をひとつ。
 
柑橘類を紫外線を浴びる前に摂取するのは避けましょう。
 
柑橘類に含まれるソラレンという成分は、紫外線を肌に吸収しやすくし、シミやシワなどの原因になるとともに、光線過敏症(日光アレルギー)を発症させることも。
 
柑橘類を食べるのは夜にして、午前中に摂取するのは、ほかの抗酸化食品にしましょう。

食事は毎日の習慣です。
 
特に意識することなく食べてしまいがちですが、時には見直してみましょう。
 
抗酸化に役立つ食品が不足しているなら、小林医師のアドバイスを参考にしてみてはいかがでしょうか。