友利新医師が、ダイエットに効果的なトレーニングについて、著書「美人科へようこそ」で解説されています。

女性のトレーニングといえば、腹筋がポピュラーですが、実は必ずしも効果的な動作ではありません。
 

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美人科へようこそ!女医が教える本当の美容法
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同書の71~72ページから、一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)

腹筋よりも下半身を鍛える

女性にとって筋トレといえば、腹筋が一番ポピュラーではないでしょうか。
 
しかしダイエットを意識する場合、友利医師は「腹筋は効果的ではない」としています。

痩せたい!スタイルが良くなりたい!」と思いたったら、「まず腹筋しなくちゃ!」という人が多いようですが、不思議ですね。
 
実は、腹筋は表面的な筋肉で、太ももやお尻などの大きな筋肉と比べると体積が小さく、腹筋運動をしてもエネルギーをそれほど消費しません。
 
腹筋だけを鍛えても、なかなか筋肉量は増えませんし、脂肪も燃焼されないので、痩せることには直結しないのです。
 

それでは何が良いのかというと、下半身を鍛えるトレーニングです。

痩せたいのであれば、全身の筋肉量を増やし、自分の身体全体を「痩せ体質」に変化させなくてはなりません。
 
そのためには、カロリーを多く消費する、太ももやお尻など下半身の”大きな筋肉”を鍛えることが重要です。

下半身の筋トレといえば、やっぱり”アレ”ですね。




スクワットなら”痩せ体質”に 脚は太くならない?

友利医師はスクワットを勧めています。

最も効果的な運動はスクワット。足を肩幅ぐらいに開いて立ち、膝を曲げて屈伸を繰り返す運動です。
 
スクワットで下半身を鍛えて筋肉量を増量すれば、それに比例してエネルギー消費量も基礎代謝力もアップします。
 
つまりこれが、「痩せ体質」になるということです。
 

とはいえスクワットはかなり負荷の大きい動作です。
 
習慣にすると脚が太くなってしまうのでは?という懸念もありますが…

筋肉がつくと脚が太くなるのでは?と心配するかもしれませんが、アスリートレベルのトレーニングでも積まないかぎり、そんなに急に筋肉はつきませんから大丈夫です。
 
腹筋を50回やっても、なかなかおなかがペタンコになりませんが、一日10回スクワットをするだけで、脚の筋肉が増え、基礎代謝が上がり、痩せ体質になって、自然とおなかもペタンコになっていきます。
 
スタイルが良くなりたいのであれば、まず下半身からです!
 

実はスクワットって、腹筋よりもちょっとした時間・場所でできます。
 
スクワットは負荷が大きいのでフォームの注意点はありますが、ダイエットを意識するなら実践してみてはいかがでしょうか。