ダイエット関連の記事でよく登場する基礎代謝は、体温と密接な関係があります。
そして基礎代謝と体温の話題は、筋肉を抜きにしては語れません。
基礎代謝とは、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことです。
つまり、呼吸する、心臓や内臓を動かす、あるいは体温維持などのために消費されるエネルギーですね。
基礎代謝は、筋肉量が増えると多くなります。
筋肉を増やすとこんなメリットが期待できます。
・太りにくくなる
・冷えが改善される
体重が同じでも、筋肉が多い人は基礎代謝が高い(=何もしなくても消費されるカロリーが多い)ため、太りにくいと言えます。
ダイエット記事で「筋肉をつけて基礎代謝を上げ、太りにくい体質に!」と主張されているのはまさにこの原理を根拠にしています。
実はこの主張は、そのまま低体温の改善とも解釈できます。
なぜなら、筋肉は熱を発生する器官であり、カロリーを消費するとは、熱を発するのと同義だからです。
つまり、
筋肉をつけて消費カロリーアップ=筋肉をつけて体温アップ
ということです。
筋肉量、基礎代謝、太りやすさ、体温の関係をまとめます。
・筋肉量が多い=基礎代謝が高い=太りにくい=体温が高い
・筋肉量が少ない=基礎代謝が低い=太りやすい=体温が低い
体温が1度違うと、体温維持に消費されるエネルギーはおよそ12%変動すると言われています。
女性に筋肉といわれても、ちょっとピンときませんが、筋肉をつけることはメリットが複数あります。
当サイトで紹介している女優さん・タレントさんのエピソードでも、みなさん積極的にトレーニングしてますよね。
いまでは女性向けトレーニングの動画もたくさんあります。
機会を見て実践してみてはいかがでしょうか。