ストレッチ・ヨガを行っている女優やモデルさんは多くいます。
パッと思いつくだけでも管野美穂さん、千葉麗子さん、長谷川京子さん、由美かおるさん、笹峯あいさん、中島史恵さんなどいずれも健康的な美しさを保っている人ばかりです。
ストレッチの効果や、女性有名人によるストレッチ実践例を紹介します。
ストレッチの効果や実践する際の注意点
ストレッチの効果といえば、何と言っても血液やリンパの流れを促進することです。
体液の流れを良くすることは美容の基本です。
老廃物も早く排出されますし、冷え症やコリ、むくみ、セルライトなども改善されます。
筋肉が柔らかくなると筋肉内の酸素量が増えるため基礎代謝が上がるとも言われています。基礎代謝が上がると体の消費カロリーが増えるため、ダイエット効果も期待できるのです。
ストレッチをする際の注意点は、反動をつけないことと、呼吸を止めないことです
「イタ気持ちいい」くらいのところまでで止めておくこともポイントです。
基本的にはお風呂上りに行うのがおすすめですが、体が冷えていなければいつ行ってもOKです。体が冷えているときは、ごく軽い動作から始めましょう。
ストレッチなどをやり慣れていないと、いきなり難しいポーズなどは無理なので、とりあえず思いつくところをグッと伸ばしてみてはいかがでしょう。
壁に手をついた状態で前屈して胸をそらしたり、足を伸ばして座って体を前に倒して腿の裏を伸ばす、などですね。
10秒くらいキープした後は、「なんとなく血行がよくなって気持ち良い」感覚が実感できると思います。
ちなみに寝る前のストレッチは快眠も助けてくれます。
観月ありささんのストレッチ 寝起きからすぐに おすすめの動作2つ
女優の観月ありささんは、忙しくて運動する時間がないときは、ストレッチを活用してコンディションを整えます。
観月さんは首が長いため、肩から肩甲骨周辺につながる筋肉が凝りやすいそうです。肩に力を入れるクセもあるので、こうした部位をほぐすよう心がけています。
朝起きてすぐの体は意外とこわばっているので、軽く伸びをすることから始めて、体の中にしっかり酸素を送り込んで体を目覚めさせます。
体のしなやかさが戻るに従って、頭の中もだんだん目覚めていく感じです。
芸能界で長く活動している観月さんですが、映画やドラマのクランクイン前日は、眠れないほど緊張・不安を感じます。
そんな時は深い呼吸をしながら軽いストレッチをして、気持ちを落ち着けます。
観月さんおすすめストレッチを二つ紹介します。
(このコンテンツは雑誌日経ヘルス2014年07月号(Amazon・kindle版あり)12~15ページを参考にしています)
脇腹を気持ちよく伸ばすストレッチ
左右均等に伸ばすことで体のゆがみ防止にも効果的です。
↓
・次に右脚をクロスするようにし、右足が左ももの外側にくるようにする 左手は床につく
↓
・右腕をまっすぐ上に脇腹が伸びるように上げる。次に、その体勢からゆっくりと上体を左に倒し、脇腹がさらに伸びるのを感じる
↓
・脚を替えて反対側も同様に。
腕を上に上げた時に一度脇腹を伸ばすのを忘れないように。
お尻は最後まで浮かしてはいけません。
胸を開いて姿勢を整えるストレッチ
股関節から首まで一気に伸ばせる動作です。
↓
・右手は右ももの上に置き、左手は背中に回し、甲を右の脇腹あたりに当てる
↓
・ここから、胸をしっかり開くように上体を左にひねって、同時に顔も左へ
↓
・脚を替えて同様に。
背中に回す腕は、肩を開く意識を持って、届くところまででOKです。
首、背中、腰、股関節まで伸びる感覚を持ちましょう。
ちょっとした細切れ時間にでも、試してみて下さい。
佐藤江梨子さんの美尻・美脚ストレッチ やり方
女優の佐藤江梨子さんは1981年12月19日生まれなので、このコンテンツ作成時点で32歳です。
しかし、そのスタイルは20代よりもむしろ洗練されているようです。
さぞかし厳しいトレーニングを習慣にしているのだろうと考えてしまいますが、意外にも佐藤さんはジムに通っていません。
その代わり、
・速足・大またで1万歩のウォーキング
・股関節・太腿・ふくらはぎのストレッチ
は毎日行っています。
特にストレッチは、ハイヒールを長時間履くことで発生しやすいコリをほぐすため、独特のやり方で入念に行っています。
佐藤さんのストレッチ法を紹介します。
(このコンテンツは日経ヘルス2014年06月号(Amazon・kindle版あり)28~29ページを参考にしています)
美尻のための股関節ストレッチ
・左足を大きく前に踏み出し、左膝を曲げ、右ももの前、左のお尻の筋肉をストレッチする
・両手は床につき、ひじを曲げながらしっかり腰を下ろしていき、8カウントキープ
上体を倒し、さらにストレッチ
・前後についた足の位置はそのままで、上体を前に倒して左膝の内側に両ひじをつく
・右ももの前と左のお尻をさらにストレッチし、8カウントキープ
・上体を起こし、脚の前後の開きはそのままで、右脚を膝下から曲げ、右足を左手でつかむ
・胸を張り、8カウントキープ
以上をそれぞれ8回ずつ、左右反対側もストレッチする。
美脚のためのV字ストレッチ ハイヒールによる凝り対策にも
・体の左側を下にして横になり、上半身と下半身でV字型を作る 角度はできるだけ小さく
・V字の角度をキープしたまま、右脚を後ろに曲げて足先を右手でつかむ
・そのまま右脚を開いていき、右太ももの前をしっかりストレッチ 5~6回行う
太腿の前面は、ハイヒールで歩くと凝りやすい部分なので、集中的にストレッチします。
またハイヒールはふくらはぎも凝りやすくなります。その対策として、佐藤さんは次のようなストレッチを行います。
・裸足で片足立ちをする
・ゆっくり膝を曲げて体重を乗せていき、ふくらはぎを伸ばす
・ゆっくり立ち上がる
サトエリさんは特にジム通いをしなくても、若い頃よりも体脂肪が落ち、身体全体の筋肉量も増えているそうです。
年齢は重ねていますが、ウォーキングとストレッチでむしろ体は若返っているのかもしれません。